2014.04.17更新

動物の痛みについて説明しtます。
痛みの性質のよる分類は以下のようになります。

急性痛:身体の損傷で起こる鋭く激しい痛みで、原因がはっきりしているもの
慢性痛:数週間から数ヵ月にわたって持続する痛み
がん性疼痛:急性痛と慢性痛の特性を併せ持つ、強い痛みが持続する

ここでは急性痛について詳しく解説します。
急性痛の定義
発生したばかりで、長続きしない痛みで、かつ、発生の原因がはっきりしている痛みのことを指します。
手術による組織の損傷、外傷による組織損傷など、原因がはっきりしていて、適切に対処することにより管理可能な痛みなので積極的な疼痛管理が必要です。

疼痛管理の方法とは?
動物が痛みを感じていると思われるとき、或いは、痛みが発生すると思われる状況であれば、鎮痛剤を投与することが必要で、これを先制鎮痛といいます。
また、痛みの発生や伝達、持続時間などを総合的に考えた上で、治療戦略を立てていくことをマルチモーダル鎮痛といいます。作用機序、作用時間の異なる薬剤を組み合わせて用いることで、それぞれを単独で使用するよりも効果的に痛みを管理することが可能となる。
当院では、手術や外傷に対して、積極的な鎮痛薬の投与を行い、症状が安定し早く治るように取り組んでいます。

投稿者: みや動物病院