2013.12.06更新

男の子のワンちゃんが去勢をせずに年を取ってくるとなりやすい病気が3つあります。
1つ目は前立腺肥大です。2つ目は肛門周囲腺腫です。どちらも、去勢手術やホルモン剤で治療できます。
3つ目の会陰ヘルニアが厄介です。この病気は、肛門周囲の筋肉がホルモンの影響で委縮し、萎縮の結果あいた空間に腸や膀胱などの内臓が出てくる病気です。排泄がうまくできなくなるので、去勢手術以外にヘルニアの矯正手術が必要になります。
当院では、人工物をなるべく使用しないように、手術を受けるワンちゃんの自家組織を用いた整復術を取り入れています。
高齢の男の子のワンちゃんで排泄がスムーズにいかなくなったりしていたら、この病気かもしれませんので、ご相談ください。

投稿者: みや動物病院

2013.12.05更新

12月3日にアメリカの有名な腫瘍の研究をなさっている先生が来日して講演を行いました。九州などからも参加なさっている先生もいらっしゃいました。
その講演で最新の腫瘍学を聞いてきました。肥満細胞腫とリンパ腫と骨肉腫について新しい情報が得られました。獣医の世界は日進月歩なので、このような機会はこれからも大事にしていきたいと思います。

投稿者: みや動物病院

2013.12.04更新

ステントという言葉をご存知でしょうか?
体の中で血液や尿などの液体の流れが遮られると病気になってしまいます。その場所に、ステントと呼ばれる特殊な金属でできた網目状の筒(ステント)を挿入して、血液や尿などの通路を開ける治療法です。人のほうでは一般的に行われる方法ですが、獣医ではまだまだ未開発の領域です。今までにもステントの必要性を感じることがありましたが、実現できませんでした。
しかし、この度ステントを使って治療する機会があり、大学病院で無事に行うことが可能でした。今後、獣医でも取り入れられていく治療方法と思いますが、現時点では一般的ではございません。ワンちゃんネコちゃんの治療で必要性を感じている方はご相談ください。

投稿者: みや動物病院

2013.12.01更新

肝膿瘍は稀な疾患で、普段はあまりお目にかかることはありません。また、症例数も少ないので、明確な治療のガイドラインは無く、肝膿瘍のできる場所や個数、基礎疾患などにより治療方法は異なるようです。
放置すると敗血症などになり亡くなってしまいます。
当院では、肝臓の深いところにできた肝膿瘍に対して、超音波検査をしながら注射針を刺し、検査のために中身を抜き、そこに治療のためにアルコールを注入する方法を取り入れています。
肝膿瘍でお困りの方は、お気軽にご相談ください。

投稿者: みや動物病院