2012.08.22更新

2010年の兵庫県開業獣医師会学術研究会で犬の関節疾患について発表しました。意外に思われるかもしれませんが、多くの関節疾患は内科的な疾患です。言い換えればお薬を使って治す病気です。
診断のためには、まずは血液検査やレントゲン検査を行い、関節の水を抜いて分析をします。そして、自己免疫疾患であれば免疫抑制剤を飲んで炎症を抑えていきます。原因不明の発熱が続く場合には関節に炎症が隠れているかもしれませんので注意が必要です。
しかし、発表したワンちゃんは、子宮の感染症からばい菌が関節に入ってしまった状態でした。こんな状態で免疫抑制をするのは致命的です。やはり全身をよく診て、しっかりと診断していかないと危険だと思い発表しました。

投稿者: みや動物病院

2012.08.04更新

体の病気の部分の一部を切り取って,顕微鏡などで調べる検査のことです。
部分麻酔や全身麻酔をしてからメスや針などで患部の一部または全部を切り取って,顕微鏡などで調べる検査です。この検査によって,病気を正確に診断することができます。体の表面に発生した腫瘤は比較的簡単に検査できますが、内臓の病気を正確に診断するためには、病気になった内臓から組織を採らないといけません。
当院では、おとなしい子であれば無麻酔で超音波検査をしながらお腹の中の内臓に細い注射針を刺したりします。また、肝臓や腎臓、胃腸などは麻酔をかけてそれぞれに適切な方法で組織を採って検査します。
体にしこりがあるけど中身がわからないとか、慢性の下痢が治らない、肝臓の数値がずっと高いなどでご不安な方、原因をお知りになりたい場合はお気軽にご相談ください。

投稿者: みや動物病院

2012.08.02更新

長期間治らない角膜の傷を治すために意外な方法があるのをご存知ですか?角膜上皮の接着が弱いワンちゃんの目に、あえて傷をつけて治す方法です。格子状角膜切開という方法で、角膜の傷を横切るように格子状の浅い傷を何本もつけます。長期間治らない角膜の傷もあっけなく治ることが多いので、なかなか治らなくてお悩みの方はお気軽にご相談ください。


 

投稿者: みや動物病院