2017.07.28更新

猫の乳腺腫瘍は悪性が80~90%を占める怖い腫瘍です。大きくなると腫瘍のステージが進んでしまうので早めの手術がお勧めです。当院での猫の乳腺腫瘍に対するの取り組みについて説明します。

猫ちゃんの乳腺は脇の下から内股まで左右に4対ありますので、胸からお腹にかけてしこりができたら要注意です。大きさが2㎝以下だと手術後に36か月、2cm以上~3㎝未満で24か月、3cmを超えると生存期間が6か月まで短くなることがわかっていますので早めに切除しないといけません。手術も悪性腫瘍であることを想定して、難しいのですが内股と脇の下のリンパ節までとらないといけません。

正しい情報に基づいて適切な治療を早期に行う必要がある腫瘍です。

先日も悪性乳腺癌の切除術をさせていただいた猫ちゃんの病理組織検査では、リンパ節転移もなく完全切除が可能でした。

猫ちゃんのお腹にしこりができたらお早めにご相談下さい。

投稿者: みや動物病院